2001年に開設された多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程は、本年度で完成年度を迎えました。本課程は美術・デザインにおける創作と理論の両面において高度の素養を備えた人材の養成を目的としています。その第一期生として入学した院生たちは絵画、写真、サウンドアートからガラス工芸、版画にわたるそれぞれの専門分野に取り組むとともに相互の討議を通じて幅広い視野を養ってきました。その3年間の研鑽の成果を問うべく第1回博士課程展を開催します。
[第1回博士課程展 出品者]
Katrin Paul(カトリン・パウル/ドイツ フランクフルト生まれ)
李炎(リー・エン/中国 桂林生まれ)