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美術館紹介

美術館のあゆみ

多摩美術大学美術館の歴史は、1964年に上野毛キャンパス図書館に「附属美術参考資料室」が併設されたことに、その起源を見出すことができます。1974年に八王子キャンパスに図書館棟が完成、資料の移設が始まり、1982年に八王子キャンパスにある「多摩美術大学附属美術参考資料館」が博物館相当施設として認可され、一般公開を開始、常設展示とともに本学教員の退職記念展および企画展を開催しました。1994年に名称を「多摩美術大学附属美術館」と改めたのち、2000年には多摩市多摩センター駅地区に移設され、「多摩美術大学美術館」としてリニューアルオープンしました。美術大学の可能性と実践を顕にするために、絵画・彫刻などのいわゆるファインアートにとどまらず、デザイン、パフォーミングアート、サウンドアート、工芸、建築、映像、民族芸術等、美術大学の多様な試みを反映した、実験的、多角的なアートの紹介、探究として、展覧会を企画・運営しています。


沿革

1964年 上野毛キャンパス図書館内に「附属美術参考資料室」を設置。
1974年 八王子キャンパスに図書館棟が完成。附属美術参考資料室から資料の移管が始まる。
1979年 複合施設「多摩美術大学附属美術参考資料館」の学内公開開始。
1982年 同館が博物館相当施設として認可され、一般公開開始。
1994年 名称を「多摩美術大学附属美術館」に改める。
1995年 国際公募展「東京国際ミニプリント・トリエンナーレ」の第1回展を開催。
2000年 多摩市多摩センター駅地区に「多摩美術大学美術館」として移設、開館記念「ベン・シャーン ─人々へ 20世紀から─」展を開催。

参考文献

  • 『多摩美術大学50年史』多摩美術大学、1986年
  • 『多摩美術大学の80年 年表1935-2015』学校法人多摩美術大学、2015年