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多摩美術大学美術館コレクション展

シルクロードと東洋の造形

20世紀フランス絵画の3世代-ルオー、ピカソ、ビュフェ-


会期   2011年4月6日(水)ー5月22日(日)
休館日  火曜日
     ※5月3日(火)、5月4日(水)、5月5日(木)は開館、 5月6日(金)は休館
開館時間 10:00ー18:00(入館は17:30まで)
入館料  一般 300円(200円)大・高校生 200円(100円)
     ※(  )内は20名以上の団体割引料金
※障がい者および付添者、中学生以下は無料


主催   多摩美術大学



2022/12/21

展覧会 / 開催終了



当館のコレクションから、西アジア、中国、朝鮮の古美術を展示します。一昨年に出陳した古代地中海美術と対をなす展示により、ユーラシア大陸を横断したシルクロードの中核をなす地域の美術を俯瞰できます。また、同じく当館コレクションよりジョルジュ・ルオーの版画、ピカソの陶器とポスター、ベルナール・ビュフェの版画を展示。当館にて、東洋古代と西洋近代が競演します。


シルクロードはユーラシア大陸の中心部を貫く交易路として多くの文物を運びました。本展では当館の古美術コレクションからペルシア、中国、朝鮮半島を中心に選び、このシルクロード沿線で生まれた造形をご覧いただきたく存じます。
オリエンタルな雰囲気を醸し出すペルシアの器物、そして文化の巨大集散地であった中国を知る文物、さらに中国からの強い影響を受けながら独自の美観を持つ朝鮮半島の鏡や器等アジアの約95点に加え、ギリシアやローマ時代の地中海美術を交えて出品いたします。
シルクロードと古代ユーラシア大陸を舞台とした文化交流、そして各民族が固有に育んだ造形美をどうぞ発見して下さい。


20世紀フランス絵画の3世代 ― ルオー、ピカソ、ビュフェ ―
20世紀にフランスで活躍した画家の中で、その独特の画風や精力的な活動により、近現代美術の展開に大きく寄与し、影響を与えると共に、孤高の芸術家としての制作姿勢を貫き通した3つの世代の画家、ジョルジュ・ルオー(Georges Rouault 1871-1958)、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso 1881-1973)、ベルナール・ビュフェ(Bernard Buffet 1928-1999)について、ルオーのボードレールの詩に寄せた版画集「悪の華」(1927)、ビュフェの同じくボードレールの詩による版画集「人と海」(1962)およびピカソのデザインと工房製作による展覧会ポスターと陶器を展示いたします。




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■ギャラリートーク
「シルクロードと東洋の造形」
日程 会期中の毎週日曜日、および5月3日、4日、5日
時間 14:00-