没後10年にあたる本年、若林奮(1936-2003)が東京芸術大学彫刻科に入学した1955年から没年の2003年までを、制作に打ち込んだアトリエの変遷とともにみていく。
本展では若林が日々描き続けた1万点にも及ぶドローイングより約220点をとりあげ、また学生時代に作られた石彫小品、「マニキュア・テキスト(1963)」、「疑似エントモプター(1965)」、「Run and Rest(1996)」、その他未発表エスキースや関係資料を展示する。2005年〈若林奮 くるみの樹 DRAWING 1999-2003〉、2007年〈若林奮 DAISY 1993-1998〉、2010年〈若林奮 DogField DRAWING 1980-1992〉につづく、多摩美術大学若林奮研究会企画による第4回展。
関連イベント
■講演会
「回想の若林奮」
講師 酒井忠康(世田谷美術館館長)
日程 11月24日(日)
時間 14:00-15:30
会場 多目的室
参加無料 当日受付
■座談会
「仕事場の人 若林奮」
講師 浜素紀(工業デザイナー)
早矢仕素子(画家)
佐藤亮司(造形作家)
河田政樹(美術作家)
司会 小泉俊巳(多摩美術大学教授・若林奮研究会代表)
日程 1月11日(土)
時間 14:00-15:30
会場 多目的室
参加無料 当日受付