近年収蔵された勝呂忠、松本英一郎、萩太郎らの独特の作風や感性にあふれた画家たちの油彩作品を中心とした展覧会です。
このたび「多摩美術大学美術館コレクション展―新収蔵油彩作品より―」を開催いたします。
近年、多摩美術大学美術館のコレクションに加わった収蔵作品の中から、勝呂忠(1926-2010)、荻太郎(1915-2009)、松本英一郎(1932-2001)、鶴見雅夫(1936-)、岡崎紀(1938-)、相笠昌義 (1939-)らの作品を特集する展示をいたします。
今回紹介されるそれぞれの画家は、具象、抽象、取り組んでいるテーマ、スケール感などがバラエティに富んでおりますが、いずれも20世紀後半から21世紀初頭にかけての美術の動向を反映するさまざまな絵画表現を展開しています。長年ハヤカワミステリー文庫の表紙絵などでも活躍した勝呂忠の15点をはじめ、約30点の油彩画作品をお楽しみいただけます。