現在活躍するガラス作家(37人)による展覧会。彫塑性や色彩、異素材との融合など素材としてのガラスを問い直すと共に、透過・反射する光によって成し得る造形美を提示します。多摩美術大学工芸学科(ガラス専攻)とのタイアップ企画。
すり抜ける光、そして耀く色彩によって人の心を捉えてきたガラス。多摩美術大学では1976年に専門課程を設置し、およそ40年の歴史で多くの作家を生み出して参りました。本展では本学に縁を持つ37名の作家が出品し、器・オブジェ・インスタレーション・異素材との融合でガラスの魅力をお届けします。キラキラ輝くガラス作品はどれも作家達がワクワクしながら作り上げたもの。どうぞドキドキしながら、繊細かつ時に大胆な造形美をつくるガラスのアートワールドをこの機会にお楽しみください。
[出品作家]
秋葉絢、五十嵐智一、生島賢、池本一三、磯野迪子、伊藤孚、内田守、馬越寿、江波冨士子、奥野美果、海藤博、神田正之、木越あい、神代良明、小島有香子、笹川健一、渋谷良治、塩谷直美、関野栄美、瀬沼健太郎、高橋禎彦、田中雅樹、谷美由紀、谷口嘉、土屋章、藤堂、野田収、野田由美子、ユン・ボヒョン、松浦あかね、宮尾洋輔、三宅 道子、森﨑かおる、行武治美、yukaotani、吉井こころ、米原 眞司(50音順)
[関連イベント]
■記念講演・対談
講演「ガラスアートの可能性と多摩美術大学ガラス専攻の創立」
伊藤孚氏(多摩美術大学名誉教授)
対談「現代アートとガラスアートシーン」
伊藤孚氏(多摩美術大学名誉教授)× 建畠晢氏(多摩美術大学学長)
ガラスアートに注目し、いち早くガラス専攻を立ち上げた多摩美術大学。 その初期メンバーとしてガラスアートを牽引してきた伊藤孚氏をお招きし、ガラスアートの可能性に懸け専攻を立ち上げた時代とスピリッツをお話し頂きます。 また、建畠晢氏と共により広いアートシーンからガラスアートを見据え、魅力と展望を語ります。
日程 7月25日(土)
時間 14:00-16:00
会場 多目的室
定員 100名(予約不要・当日先着順)
参加無料
■作家とのギャラリーツアー
出品アーティストによる作品解説。作品のウラからオモテまで、制作を行った視点で、ガラスアートの面白さに迫ります。ガラスアートの楽しみ方がますます分かるこのチャンス、是非ご参加ください。
日程 7月19日(日)、8月9日(日)、9月6日(日)
時間 15:00-16:00
会場 展示室
参加無料
■特別鑑賞会
「古代ガラスへの旅 -ハヘンのチカラ-」
多摩美術大学コレクションから古代エジプトやローマのガラス作品をご覧いただきます。多くは断片となったガラス達から古の人が愛したガラスの魅力が透けて見えてきます(破片を含む約60点)。またローマ時代の秀麗な銀象嵌が施されたハカリも鑑賞予定。
講師 淵田 雄(多摩美術大学美術館学芸員)
日程 8月15日(土)、8月16日(日)
時間 11:00-12:00(小学生対象)
14:00-15:00(中学生以上・一般対象)
会場 多目的室
定員 各回10名(要事前申込み・先着順)・申込み方法は下記参照
■ワークショップ
「キラキラ★ワクワク★ガラスモビールを作ろう」
ガラスを使ってキラキラ、ゆったり動くモビールを作ってみよう!
講師 吉田公子(多摩美術大学美術館学芸員)
日程 8月8日(土)
時間 14:00-16:00(小学生対象)
会場 多目的室
定員 15名(要事前申込み・先着順)・申込み方法は下記参照
参加費 500円(材料費込)
関連イベントお申込み方法 ※応募受付けはすべて終了いたしました。
ハガキとメールでのみ受付します。
お申込みは下記を明記の上7月31日(金)まで(先着順の受付、定員に達し次第締切)。
①参加イベント名
②お名前(中学生以下の場合保護者のお名前も)
③学年(小学生・中学生の方)
④住所・電話番号
⑤緊急連絡先(ご本人以外の連絡先など)
■送り先
・ハガキ:〒206-0033 東京都多摩市落合1-33-1 多摩美術大学美術館 ガラス展イベント係
・E-Mail:museum-event@tamabi.ac.jp 件名は「ガラス展イベント係」としてください。