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鈴木大拙没後五十年記念

大拙と松ヶ岡文庫展


会期  2016年7月2日(土)ー9月11日(日)
休館日 火曜日
入館料 一般 300円(200円) 大・高校生 200円(100円)
    ※障がい者および中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体割引料金



2022/08/27

展覧会 / 開催終了





鎌倉にある世界的に重要な仏教研究資料を備える松ヶ岡文庫に遺された近世版木などの作品・資料と没後50周年を迎える初代文庫長であった鈴木大拙の業績と交友を紹介します。


鈴木大拙没後五十年記念展の「心」

禅と仏教文化そして日本の精神を世界へ伝えた鈴木大拙(1870-1966)。その言葉は没後五十年を迎える現在も国境を超えて普遍に響き、顕彰と影響が止みません。
松ヶ岡文庫は約七万冊の仏教書籍を蔵する日本有数の文庫。大拙により昭和二十年(1945)、北鎌倉に設立されました。また大拙が起居し研究と執筆を続けた場所として知られ、実際に用いた書籍や書簡などゆかりの品々を数多く伝えています。
本展は松ヶ岡文庫の貴重な所蔵品から構成され、手稿や映像資料により大拙の姿を鮮やかに描きます。また大拙と松ヶ岡文庫に重なる絆にも注目しました。夫人ビアトリス・レーンや西田幾多郎、柳宗悦らに関わる書簡や墨蹟、柳を通して縁の生まれた民藝の作家らによる陶器などから、松ヶ岡文庫を巡り昭和の文化人達が深めた交流と信頼を展観します。
さらに優美な雰囲気を備える観音菩薩半跏像や東大寺大仏の蓮弁拓本、神仏が刻まれた江戸から明治時代の版木など同文庫が有する豊かな文化資産も出品します。中でも、時に精緻で時に素朴な表情を持つこれら版木は新刷の版画と共にこの度初公開となるものです。
鈴木大拙そして松ヶ岡文庫の歴史に宿る心と文化の積層。その真が満ちた至高の扉が今開きます。この機会に是非ご覧下さい。


[関連イベント]
■講演会
「鈴木大拙の思想」
7月3日(日)14:00-15:30
末木文美士氏(国際日本文化研究センター名誉教授)

「D・T・スズキとビート世代」
8月28日(日)14:00-15:30
重松宗育氏(静岡大学・関西医科大学元教授)

「大拙先生が残されたもの-東西文化の見方から見えてくること-」
9月3日(土)14:00-15:30
新田雅章氏(福井県立大学名誉教授)
会場 当館B1階多目的室
定員 100名(事前申込不要、先着順)
参加費無料 ※但し要入館料

■トークセッション
第1部「鈴木大拙の神秘哲学」
   安藤礼二氏(多摩美術大学准教授)
第2部「松ヶ岡文庫七十年のあゆみ-大拙と柳宗悦、そして継承される仏教と東洋文化研究の精神-」
   若松英輔氏(批評家・随筆家)
   安藤礼二氏(多摩美術大学准教授)
   伴勝代氏(公益財団法人 松ヶ岡文庫主任)
日程 7月30日(土)
時間 13:00-15:30
会場 当館B1階多目的室
定員 100名(事前申込不要、先着順)
参加費無料 ※但し要入館料

■学芸員によるギャラリートーク
日程 7月24日(日)・8月21日(日)・9月4日(日)
時間 14:00-14:45
会場 当館展示室(事前申込不要、先着順)
参加費無料 ※但し要入館料





刊行物

大拙と松ヶ岡文庫展大拙と松ヶ岡文庫展

  • 2016年発行
  • 135ページ
  • 30×21.5cm
  • 価格:2000円