多摩美術大学絵画学科日本画専攻の米谷清和教授の退職記念展です。
この度、多摩美術大学美術館では「米谷清和 Day by Day」展を開催いたします。米谷清和(1947-) は福井県福井市に生まれ、高校卒業後に上京し、あこがれの画家、横山操(1920-1973) を慕って多摩美術大学に入学し、1973年に同大学院を修了します。卒業後は後進の指導者として教育の現場に携わりながら、従来の日本画の枠を超えた日常の風景や人物や都市空間で「今」を描く、気鋭の日本画家としても活躍し、数多くの受賞や展覧会を開催して来ました。この展覧会では、学生時代の作品から近作、最新作までの大作から小品までを精選して展示します。 それに加えて多くの素描や版画作品、さまざまな資料等も展示します。
本展は45年間勤続し続けた多摩美術大学教授としての退職記念展でもありますが、その教育者としての軌跡を伝える多くの卒業生たちの小品によるオマージュ展示も同時に行います。 独自の視点を追い続ける米谷清和による日本画の世界をご堪能ください。
[関連イベント]
■作家によるギャラリートーク
講師 米谷清和
日程 11月23日(木)
時間 15:00-
会場 多摩美術大学美術館 展示室
参加無料 当日受付
■教え子有志による美術館での展示
240余名の教え子有志による展示があります。
■教え子有志によるアートスペース羅針盤での展示
「米ちゃんありがとう。-米谷清和先生の多摩美術大学勤続45年を教え子達が祝う」展
会期 12月4日(月)-12月9日(土)
時間 11:00-19:00(最終日17:00まで)
会場 アートスペース羅針盤
東京都中央区京橋3丁目5-3京栄ビル2F(03-3538-0160)
■李春陽・米谷清和二人展
会期 12月4日(月)-12月8日(金)
会場 中国文化センター
東京都港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1F(03-6402-8168)
刊行物
米谷清和 Day by Day
- 2017年発行
- 98ページ
- 21.0×26.5cm
- 一般 1,000円