五十嵐威暢(いがらし・たけのぶ、1944–2025 年)は、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナーおよび彫刻家として世界的に活躍した人物です。本学美術学部デザイン科の卒業生で、1989–93 年には本学教授、2011–15 年には本学学長を務めました。本展は、昨年2月に逝去された五十嵐元学長への追悼を込めて、五十嵐威暢の仕事を「プロセスと展開」という新たな視点のもとで捉え直し、ご紹介するものです。
本展では、五十嵐の仕事の初期から晩期までを扱いつつ、しかし、年代順や「グラフィックデザイン」「プロダクトデザイン」「彫刻」といったジャンル別の見せ方ではなく、特に次の2 つの問題に重点を置いて展示を構成します。1つは、五十嵐の制作の「プロセス」の、そのダイナミズムを見せることです。そしてもう1 つは、彼の仕事全体を俯瞰することで見えてくる、ジャンルや時間を超えた彼の造形の豊かな展開性です。加えて、それらの問題に目を向ける中で、多摩美術大学関係の五十嵐の仕事も大きく取り上げていきます。
本展は、次の8 つのパートから成ります。1. 「多摩美術大学のシンボルマーク」 、2. 「八王子キャンパスの野外彫刻《Dragon Spine》 」 、3. 「かたちのいのち―動物イラストレーションから」、4. 「立ち上がる文字―ART & DESIGN」 、5. 「層構造が奏でる響き」、6. 「世界のMoMA と」、7. 「PARCO のロゴ」、8. 「つくることによって、人は本当の生を得ている」。
本展では、五十嵐威暢のデザインとアートの作品約70 点、およびスケッチなど多数の関連資料を出品します。そうして彼の仕事の「プロセス」と「展開」を追い、さらには、その先に彼が何を心に思い描いていたのかについて、展示を通して皆で考えていきたいと思います。
[関連イベント]
座談会「五十嵐威暢のデザインとアート」
日時 |11月14日(土)13:00-14:30
会場 |本学 八王子キャンパス レクチャーホール Aホール
登壇者|内藤廣(建築家/本学学長)
佐賀一郎(デザイン研究者/ 本展学術協力者/本学グラフィックデザイン学科教授)
濱田芳治(プロダクトデザイナー/本学生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻教授)
佐竹邦子(アーティスト/本学絵画学科版画専攻教授)
司会 |大島徹也(美術史家/本展監修者/多摩美術大学美術館館長)
申込み不要・参加費無料
会場に直接お越しください
本展監修者(大島徹也)によるギャラリートーク
日時|11月28日(土)14:00-(約 40 分)
会場|本学 八王子キャンパス アートテークギャラリー101-105
申込み不要・参加費無料
会場に直接お越しください
たまびで!おしゃべり鑑賞会
対象 |小学生
定員 |各回 10 名
日時 |12月12日(土)
13:00- 1・2年生 /14:00- 3・4年生/15:00- 5・6年生
会場 |本学 八王子キャンパス アートテークギャラリー101-105
参加方法|申込みフォーム(外部サイト)よりご応募ください
参加費 |無料
※先着順:定員に達し次第終了
なお、定員に達する間際に複数のお申し込みが重なった場合は、その中から抽選とさせていただきます。
参加の可否につきましては、ご応募から1週間程度を目安にメールにてご連絡いたします。
